今回の記事では千葉県茂原市発の町おこしNFTプロジェクト「まちサーガ」を取り上げます。Web3を使った町おこしを考えている方のヒントになれば幸いです。
「まちサーガ」の概要
- まちサーガは、ゲーム要素を取り入れたNFTを使って地域を活性化していくプロジェクトです。
- 町中にあるリアル店舗の訪問やイベント参加を通じて保有するNFT(アバター型)をカスタマイズして楽しむことができます。(NFTは「勇者NFT」と呼ばれています。)
- 主に人口10万人以下の町をターゲットにサービスを展開していきます。
「まちサーガ」の楽しみ方
1.勇者NFTを手に入れる
まずは自分の分身となる勇者NFTを手に入れましょう。まだどこにも行く必要はありません。以下のサイトから購入可能です。
https://onimapj.base.shop/items/79348213
(値段は2,000円、暗号通貨(ETH、MATIC、若しくはクレジットカードで購入可能です)
勇者は当初何も持っていません。これから色んな場所を訪れてアイテムを手に入れていきましょう。
2.冒険に出かける(提携スポットや店舗を訪問します)
まちサーガに加入している店舗を訪問すると勇者が身に着けられるアイテムが手に入ります。提携している店舗は15か所あります。(現状千葉県茂原市のみです。)アイテムは現地に設置してあるQRコードを読み込むことで獲得できます。
勇者NFTの着せ替えアイテムのみならずその他サービスも受けることができます。
また勇者NFTを所有しているとお店の方と交流するきっかけにもなります。
3.デジタルの世界で冒険に出かける
現実世界で装備を整えた勇者NFTを使ってゲームの世界に旅に出ることができます。(この機能は後日リリース予定です。)
「まちサーガ」今後の展望
(ここからは「まちサーガ」ファウンダーのONIちゃんにインタビューさせて頂いた内容です。)
まちサーガは地域の問題解決の手段です。地域ごとに問題は違っているのでそれぞれの地域に合わせた使い方が出来ればと思っています。千葉県茂原市ではやはり人を地域に呼んでくることが課題なので勇者NFTを使って店舗に足を運びたくなる仕組みを作っています。
NFTを使った仕掛けをしていくためには使う人のリテラシーを高める必要があります。茂原市ではNFTの無料配布、子供向けのセミナー、勉強冊子などに取り組んでいます。
他の地域でも同じように地域のリテラシーを高めた上で町の課題解決になる仕掛けを作っていきたいと考えています。