「メタ秋田」とは?
秋田犬を旗印に秋田と世界をつなぎ、地方創生を目指すプロジェクト「メタ秋田」。
本プロジェクトを運営する「株式会社Meta Akita」は、日本を代表する犬種「秋田犬」の保全とプロモーションに取り組む公益社団法人「秋田犬保存会」の公認を受けた、地方創生を担うWeb3企業です。
「メタ秋田」は2022年11月13日「秋田犬NFT」を100個限定で販売し5分で完売。多くの要望を受けて同NFTの第二弾を発売したほか、日本初となるXRPL NFTもリリースしています。
「メタ秋田」と、メタ秋田を運営する「株式会社Meta Akita」について紹介していきます。
1.メタ秋田の特徴
「メタ秋田」の特徴は、愛らしい秋田犬のイラストです。公式サイトでは、愛嬌たっぷりに描かれた秋田犬がお出迎え。
犬好きの方はもちろんのこと、万人に愛されるようなデザインに仕上がっています。公式サイトのアイコンやUIには秋田犬のシルエットや足跡の模様を用いるなどこだわりが感じられます。
NFTのデザインは秋田犬と秋田の文化的要素を組み合わせた内容となっており、
- 秋田県名物の「きりたんぽ鍋」をくわえた秋田犬
- 秋田県の神の使いである「なまはげ」のお面をかぶった秋田犬
など、バリエーションが豊富です。
また「メタ秋田」はWeb3の技術を存分に活用して秋田犬ファンのグローバルな交流の場を作り、そのコミュニティから秋田の歴史・文化・食を世界にプロモーションすることで、地方創生を達成しようとしています。
2.メタ秋田のコンセプト・ビジョン
メタ秋田のコンセプトは、以下のとおりです。
「世界最速で少子高齢化が進む街を、世界一豊かさを誇れる街に」
秋田県は、世界最速で少子高齢化が進んでいる地域とされています。
主な理由は以下の通りです。
- 都心からのアクセスがよくない
- 雇用機会の不足による若者の流出
秋田は都市部からの人材がなかなか増えず、経済縮小が続いています。この問題を解消しようと始まったプロジェクトが、「メタ秋田」です。
メタ秋田は「秋田犬」の宣伝はもちろん、「秋田犬」というグローバルスケールなIPを使って世界で秋田をプロモーションするとともに、Web3技術を使って、世界中どこにいても、その場で秋田を楽しんでもらえる環境を構築しようとしています。この環境は秋田犬を中心とした経済圏、いわば秋田犬経済圏として発展していくという構想です。
3.メタ秋田の具体的なロードマップ・コミュニティ活動
「メタ秋田」のロードマップやコミュニティ活動について、くわしく紹介します。
ロードマップ
メタ秋田は、今後のロードマップを、大きく4つのフェーズに分けて展開しています。
公式サイトにて公開されているロードマップを引用すると、以下のとおりです。
※2022年11月、公式サイトより引用
フェーズ1はパートナーシップ提携やチームやコミュニティ設立など、プロジェクトの土台・骨格となる部分を固めるフェーズで、すでに全て完了しています。
フェーズ2ではイベント参加や企画販売など「メタ秋田」発の事業を創出する活動がメインです。
秋田県から世界に向け、より知名度を広げていく狙いが見て取れます。
ハチ公100周年イベントへの参入は、大きな話題になることが期待できます。「秋田県名所限定NFT」の開発も、このフェーズ2にて予定しています。
フェーズ3は、より規模の大きい各種サービスをリリースする活動がメインです。秋田犬にとどまらず、
- 「AKITA INU SAKE BAR」
- 「秋田犬×秋田県日本酒の企画販売」
など、秋田県の自慢の地酒も全面アピールしていく方針です。
フェーズ4では、本格的にWeb3方向に本プロジェクトを拡大していく方針となります。
Web3シリコンバレーの創設、DeFiやDAOの活用などWeb3.0のコアとなる部分に参入していく予定です。
「秋田犬コイン(Token)」と記述があり、独自トークンの開発も視野に入れていることが見て取れます。XRP LEDGERやxrp.cafeなどと提携している点にも注目です。
コミュニティ活動
メタ秋田は地方創生に先がけて、「あらゆる秋田犬の情報が集約されたコミュニティ」を設け、積極的な活動を行っています。
これまでも世界中にたくさん秋田犬ファンがいましたが、情報が集約され、ファンが集える場所がないことは大きな課題でした。このコミュニティでは国内のみならず世界中の秋田犬ファンが、カジュアルに交流や情報交換を楽しめます。
またコミュニティ内ではイラストや音楽、動画など、様々なジャンルのクリエイターに向けたコンテストが定期的に開催される予定です。
コンテストを勝ち抜いた作品は、秋田犬保存会の公認とMeta Akitaの支援を受け、商品化や事業化が検討されます。
クリエイティブな分野で切磋琢磨できる環境が整っていることも特徴です。
4.今後の展望
「メタ秋田」に対する思いや今後の展望について、メタ秋田にインタビューを実施しました。
Q.秋田県はなまはげや日本酒、竿燈やイベントなど、特徴的で色濃い名物がたくさんあります。数ある名物の中で、NFTのモチーフとして「秋田犬」を選んだ理由はなんでしょうか?
A.秋田犬は世界中で知名度が高いからです。
メタ秋田には海外経験のあるメンバーが多く、秋田犬の世界的な知名度を知っていました。海外では「富士山」より検索されるワードとして挙げられることもあります。
まずはグローバルIPである秋田犬を先頭に立たせ世界でよりプロモーションを行い、さらに秋田犬が日本酒や竿燈などの秋田の名物を世界に連れていくイメージでプロモーションできたらと考え、秋田犬を選びました。
また、単純にプロジェクトメンバーは秋田犬を愛しており、秋田犬のための活動をしていきたいと思ったのも、理由の一つになります。
Q.メタ秋田はXRP LEDGERやxrp.cafeと提携しています。その理由はなんでしょうか?
A.XRPは有望なプロジェクトだと思っているからです。スマートコントラクトなしでセキュリティの高いNFTを発行できることや取引手数料の低さなどメリットを感じています。
Q.NFTの購入層を教えてください
A. NFTや秋田犬のファンの方々、ないしは我々のビジョンに共感していただけた方々などさまざまですね。NFTを初めて買ったというかたも多くいらっしゃいます。
お問い合わせいただいた方には、我々の方からメタマスクの作り方などをご説明し、購入頂いています。
Q.どんな人にNFTを買ってもらいたいですか?
A.NFTファンの方はもちろん、メタ秋田のビジョンに共感してくれる方です。メタ秋田は、長期的に秋田の地方創生に貢献していくプロジェクトとなっています。
メタ秋田はビジョンを大事にしていますので、どちらかといえば「長期的に応援してくださる方に購入してもらいたい」という思いはありますね。
Q.NFT売上以外にも、事業を展開していく予定はありますか?
A.「地方創生のための実業をしっかり作ること」を考えています。
まずは、NFTのコミュニティや秋田の地元企業とのコラボを通して新たなビジネスを創出していきます。また、創出したビジネスと秋田犬パートナーシップの締結企業、ユーティリティから構成される秋田犬経済圏を作り、その中でNFTホルダーの皆さんがメリットを受けられるような仕組みを考えていきたいと思っています。
Q.メタ秋田は今後、どのように発展していくと考えていますか?
また現状で、DAO化の予定などお考えでしょうか?
A.「地方創生」の達成のためにふさわしい組織体制を作っていく予定でいます。
いまメタ秋田はNFTを出すことで、秋田県が注目される機会を作っています。
さらに100年以上の歴史のある「秋田犬保存会」との提携による信頼性もあるため、多彩な企業と将来的なコラボを検討できており、最近は我々から営業するよりもされるケースが増えてきています。このような背景から、地元の企業様とのコラボで新商品・サービスをつくるその商品・サービスを海外に向けて販売し、秋田にお金が入る仕組みを作っていくというのが、今考えうる発展の方法だと考えています。
5.メタ秋田リンク集
6.メタ秋田NFTの買い方
メタ秋田の購入は以下のステップを踏むだけです。難しくありませんのでやってみましょう。
①.暗号通貨取引所に口座を開設する
②.ウォレットをつくる
Metamask(メタマスク)というWeb3のお財布(ウォレット)を作ります。
ウォレットの作り方は「画像で解説!Metamask(Web3のお財布)の作り方」をご覧ください。
③.暗号通貨を取引所で購入する
次は暗号通貨の購入です。1.で作成した暗号通貨取引所で購入することができます。購入するのはまずはETH(イーサ)です。
④.暗号通貨をウォレットに送金する
先ほど購入した暗号通貨を自身のおサイフに入れましょう。
⑤.OpenSeaでアカウントを作成する
代表的なマーケットプレイスであるOpenSeaでアカウントを作成しましょう。
アカウント作成方法は「OpenSeaのアカウント開設方法」をご覧ください。
⑥.NFTを購入する
OpenSeaのページにアクセスしてNFTを購入してみましょう。
(購入方法は「画像で解説!NFTの買い方」をご覧ください。)
7.まとめ
メタ秋田は、世界的に有名なIP「秋田犬」を旗印に秋田を世界に向けて発信していくプロジェクトです。NFTホルダーのユーティリティも続々と追加され既存ホルダーの保有メリットを高めてくれます。(香港やニューヨークで利用可能なユーティリティも!)
チームメンバーも国際経験、ビジネス経験ともに豊富でロードマップの実現に向けて邁進しています。秋田出身、在住の方はもちろんローカル発のプロジェクトがどこまで大きくなるのか関心がある方にもおすすめです。